映像作品のヘッドフォン(有線)のつなぎ方@kanebon

映像作品で、1つのスクリーン(モニター)を、いい音で鑑賞者に感じてほしいという目的や他の音の出る作品との干渉を避けるため、ヘッドフォン(有線)を設置することがあります。アートグミ 規模であれば、多くても4名かな。
もちろんヘッドフォンは、数ないと話になりませんが、音声をどう分岐させるかという問題があります。
安上がりな方法としては、ヘッドフォンジャックに挿す2股のモノを付けて2台鳴らす方法がありますね。
ただこれには落とし穴があって、「インピーダンスが悪さをしなければいいのですが」というのがあります。

インピーダンス?難しくなってきそうなので、チョー簡単にいうと

・2股のモノを使うのであれば、2台まで。2股の数珠つなぎで3台、4台とかにしない。
・同じヘッドフォンを使う。

<ちょっとだけ解説>
2股は基本並列つなぎなので、音量出るけど、抵抗値が下がって、ヘッドフォンの音を出す機器に負荷をかける。
種類の違いは、抵抗値が違う可能性があるので、音量差など、機器的にもよろしくないということ。

ヘッドフォン2台だとしても、同じもの2台を借りるということはなかなか難しいですよね。そう!買う予算がないんです(汗

そこで登場するのがCLASSIC PRO CP4HM 4チャンネル・ヘッドホンアンプでした。
自作でもパーツ揃えたら、これより高くなる、ちょーコスパの良いヘッドフォン信号を4つのヘッドフォン信号に分岐するものです。(2023/4/24現在2580円) 

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/286479/

これさえあれば、ヘッドフォン違いも4台設置も怖くない、音量も各ヘッドフォンでコントロールできるし、大きな音にもなる。一番気になる、ヘッドフォン音声出す機器にも負荷がない。
音の変化は、比較レポートとかの気分で聴き比べないとわからないです(汗

ただジャックの抜き差しは、必ずボリュームを下げて、ヘッドフォンを耳から外して行ってください。これは音に関するものはどんな時も基本です。
デメリットとしては電源アダプターめんどくさい。。。

もっと分岐の数が欲しければ色々ありますので。探してみてください。

ではまた〜