会場と個人のzoomを使ったプレゼンの注意点@kanebon

金沢アートグミ ギャラリーで企画公募のプレゼン&審査が2023/06/20に行われました。

6/15〆|金沢アートグミ第8回企画公募|OPEN CALL - 金沢アートグミ

誰に決まったかは、今の時点ではまだ公表できないので(汗)置いておいて、今回は1次審査のを経て8名の方がプレゼンされることになり、その機材周りのお話です。

会場に来られてプレゼンする方が4名、zoomでプレゼンされる方が4名、審査員側も会場4名、zoom側5名で、その際の機材系の注意点をお話しします。

<ポイントは下記の3つ>
・会議ではなくプレゼン
これは、グミ会場はテーブルを囲む形ではないということ、プレゼンター、審査員、傍聴者、それぞれが座る位置が決まっていて、会場全員に音声が届かないといけない点。

・音について
会場側の音声は全てzoomに送る。zoomからの声は会場全員が聞こえる。
zoom側の音声はzoomには返さない。

・カメラについて
zoom側は特に気にしないのだが、グミ会場は誰が喋っているか、zoom側の人に認識させる必要がある。

<対応策>
カメラについては、グミ会場ではプレゼンテーター専用1台と審査員用として前回ブログに書いたPTZカメラの画角プリセット機能を使い対応した。

会場のプロジェクションに関しては、2台のカメラ、プレゼンPC、zoom用PCの4入力を、ATEM mini EXのビデオスイッチャーに入れ、プロジェクション用(HDMI)とzoom送り用(USB)の2系統の映像を送った。

音はミキサーのオーディオインターフェイス機能を使い、会場用スピーカー(Line)と、zoom用(USB)の2系統を送った。

マイクはハウリングが肝で、特にzoomの音が廻り込むと厄介なので、それを避けるためダイナミックマイクで、固定2本ワイヤレス2本で行った。(時と場合によります)

zoomは1対1は簡単ですが、1対大勢(会場)は音の回り込み(ハウリング)対策をきちんと押さえるセッティングが必要です。ご参考まで。