松本一哉さんの音 @kanebon

4/22,23 金沢アートグミで松本一哉さんのイベントがありました。
両日2回公演の計4回公演で、それぞれゲストを招いたり、毎回指向変えて行なわれました。
kanebonは、23日の昼の部はトークイベントの音響係として、夜の部は観客として参加させていただきました。

特に印象に残ったのは、トーク中に「自然界の音、都会のノイズ、電子的に生成される音、全ての音は区別をせず、音素材という認識で、全てが好物である」(僕の解釈が少し入ってるかもですが)そのようなことを言われてて”眼から鱗”的な思いでした。

僕は、ある音を追い求めると、他の音はノイズだったり、自然の音と電子的に作られる音は全く違うと思っていて、自然の音には癒し効果がある。などと勝手な思い込みを持っていたなーと。

映画「UTURU」のドキュメンタリー作品も興味深く見せてもらったのですが、なんで挿入される音に、撮影以外の打楽器的な音が入ってるのだろう?と思っていたのですが、トークのお話を聞けて、ふに落ちた感じがしました。

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松本さんの音を聞くことで、人間の耳は、いろんな音が存在している中から音をフォーカスできる能力を持っていて、様々な音にフォーカスする楽しさ、その能力を磨いてくれる感じがしました。

ライブでのドラの共振から生み出される音(波)は凄かったです。
直径1m超えドラのおとは、会場と観客全てを共振させてましたね。

これからも松本一哉さん要チェックですね。

www.artgummi.com

そうそう@カワカミーのお弁当まじうまかったです!
共振といえば、アートグミ に向かう2階あたりの階段の手すりを掌で擦ると、ギャラリーの舞台付近に低音の共振現象が起きます。SAWAさん発見!
うるさいので勝手にやらないでくださいね(笑
ではまた〜