展示での「映像」「音」は鑑賞者にどう届けるか悩みますね@kanebon

映像系の作品においての「映像」「音」表現は作品の一部となるものなので、いつも悩みます。
どういった媒体装置で映像を表現するか?どういったスピーカーで鳴らすのか?
考え方が作品によって変わります。

今回直近で、卒展セレクションという展示がアートグミで行われます。
※2023年4月28日(金)〜5月7日(日) 10〜18時 入場無料 水曜定休

いわば合同展示なので、音の出る作品が3点ほどあります。これがまた難しい。
1)映像作品のみ
2)映像と実際の展示を混ぜたもの
3)作品の紹介も入れ込んだ映像
それぞれをどういった映像出力方法で、それにあった音の出し方をどうするか、悩むところであります。

  • 1)は映像もFHD(1080p)で見せたいので、グミのプロジェクターで、音もこだわりを感じる作品なのでヘッドフォーンかなと思います。
    Bluetoothのヘッドフォンは、通信方式によって若干の遅延が生じます。kanebonの許せるのは5msぐらいまで(笑)遅延が少ないモードは音質少し落ちる特徴があって、ここは有線にしますかね。

  • 2)は壁に大きく投影で、720pでも良いので、明るいプロジェクターで、スピーカーは、ダイアログ系の作品なので、声が通れば良い感じなので、サウンドバーか、もしくは、YAMAHA MSP3を2台どちらかで。

  • 3)は、場所的に(ホワイエ)プロジェクションが難しいので、テレビのディスプレー(kanebon寄贈の47inch REGZA(笑)で、音の干渉もあるので、ヘッドフォーンで、遅延をあまり気にしないと思うので、BluetoothヘッドフォーンとBluetoothネックスピーカーかな、受付も近いし。ミニスピーカーでもいいかも。

作家の表現したいイメージにハマることを、いつも祈りつつ考えます。

グミの機材と僕の機材でどこまでまかなえるか!予算的にカツカツ!(笑
こんな感じでおおまかな機材を決め、展示を組み立てていく形になります。

これらを実現するには、実はケーブル類や、Bluetoothの出し方など、色々とクリアーしないといけない課題もいろいろあるんですけどね(笑)

ところでこの展示の担当者さん、他にも音出る作品あるような気がしてるのは僕だけですか?(汗

そんなこんなの裏方話でした〜〜〜